【初心者必見】リクガメの飼育方法を徹底解説

爬虫類の中でも一番人気の高いペットはリクガメではないでしょうか?「見た目」「飼い易さ」「長生き」と3拍子揃っています。主にマダガスカルやアフリカ等からやってきたカメたちが多く、奇麗な甲羅が魅力的です。そんなリクガメの飼育方法や必要な飼育器具を紹介します。是非参考にしてみて下さいね。

 

リクガメの寿命やサイズ、値段

リクガメの寿命

カメはペットの中でもダントツに長生きする動物です。ヌマガメなどの水棲ガメでも20年から30年ほど、リクガメは種類によっては更に長生きで100年以上生きた記録がたくさんあります。そう考えるとリクガメも平均的に見ても50年以上は生きるでしょう。あの縁日でたまに見かけるミドリガメも2,30年生きるのです。カメを家族に迎えるからには元気で長生きできるように飼育するのが基本です。しっかり寿命まで飼育するにはそれなりの覚悟が必要になってくるので飽き症な方にはオススメできません。

 

リクガメのサイズと値段

カメは種類や棲息している環境によってサイズが異なります。水棲ガメも陸棲ガメも、ショップではミニサイズの子ガメが売られていることが多く、最大サイズを調べずに飼育を始めると大変です。順調に成長すればどんどん大きくなり、成長に合わせてケージを広くしなければならないですし、もちろん餌の量や排泄物の量も増えて世話に手間がかかります。飼育する個体がどれくらいのサイズまで大きくなるかを考えてから飼育できるかどうかを判断するのが大切なポイントになります。また、値段も個体によって様々で、中々輸入されない種類は値段もそれなりにします。

次項でおすすめのリクガメを紹介しますのでそこでどんなタイプで最大サイズはどのくらいか、おおよその値段を確認してみて下さい。

 

 

飼育におすすめのリクガメ6選

カメは水槽などのケージで飼育できる種類も多く、鳴き声もないのでペットとしての人気が急上昇しています。また、同じカメの仲間でもヌマガメなどの水棲ガメなのか、陸棲のリクガメなのかによって飼育方法も楽しみ方も違います。水の中を泳ぎ陸場と水場を移動するヌマガメや水場は必要がなく陸上で生活するリクガメなどカメの種類によっていろいろな行動を観察できるのも魅力です。生態はもちろん甲羅の形や模様など容姿も飼育個体を選ぶポイントですね。今回はリクガメに絞ってオススメの種を紹介していきます。

 

ホシガメ

陸棲
最大サイズ 25cm
値段 ¥25,000〜¥200,000
飼育難易度 3.0

インドな東部とスリランカのほぼ全域に生息しているリクガメで輸入される数も多く、とても人気のある種類です。多くのリクガメは多頭飼いを行うと成熟したオス同士は噛みついたり、体当たりしながら激しく戦うが、ホシガメは追いかけっこをする程度で協調性が高い。

 

クモノスガメ

陸棲
最大サイズ 15cm
値段 ¥100,000〜¥250,000
飼育難易度 2.5

マダガスカル南東部にミナミクモノスガメ、キバラクモノスガメ、キタクモノスガメの3亜種が連続分布しています。小型のリクガメで3種とも背甲に蜘蛛の巣のような放射状の模様を持っていて、見分け方は腹甲の模様です。性格はおとなしそうに見えますが、同種同士で相性が悪いと弱い個体が怪我をするのでケージは広い物を用意しましょう。

 

ヘルマンリクガメ

陸棲
最大サイズ 40cm
値段 ¥30,000〜¥60,000
飼育難易度 2.0

南フランス、イタリア、ギリシャ、トルコ西部それら周辺の広い範囲に分布しています。飼育下での高温飼育ではほぼ1年中といえるほど、オスは発情期のような状態でメスを追い回し攻撃するやんちゃなリクガメ。自分の倍はあるカメにも果敢に噛みつき攻撃するぐらい物怖じしない性格なので飼育は容易だが、協調性はないので多頭飼いする場合は注意が必要です。

 

ギリシャリクガメ

陸棲
最大サイズ 35cm
値段 ¥15,000〜¥40,000
飼育難易度 2.0

ブルガリア、ギリシャ、トルコ、イスラエルなど広い範囲に分布するリクガメで、地域によって15㎝前後から35㎝以上と成体サイズに幅があります。飼育は容易ですが高温に弱い地域の種類もいるため、購入する際は必ず環境を確認すること。

 

パンケーキリクガメ

陸棲
最大サイズ 20cm
値段 ¥50,000〜¥800,000
飼育難易度 3.0

ケニア、タンザニアなどのアフリカ南部に分布し、低木が生えるいわばの乾燥地帯を好み固有の岩場に留まって生活します。その理由は敵から身を守るかたい大きな甲羅ではなく、扁平な甲羅で岩の隙間に入り身を隠すためです。性質は穏やかで他のカメに対して排他的ではないが、活発な行動のおかげでおとなしいカメのストレスになる可能性があるため、他種との同居は避けた方がよい。

 

マレーハコガメ

水陸棲
最大サイズ 25cm
値段 ¥2,000〜¥10,000
飼育難易度 2.5

マレーシア、フィリピン、インドネシアなどに広く分布し、緩やかな流れで川底の砂が柔らかい河川や沼に生息します。見た目は陸棲種に思えますが、水ハコガメという別名があるぐらい水への依存度も高いハコガメで水陸両用のカメです。購入当初のトリートメントをしっかりすれば、上部で飼いやすい種類です。

 

 

リクガメの可愛いポイント

リクガメはヘビやオオトカゲと違い食性は草食、動きものんびりなので噛まれたり爪で引っ掻かれたりしないので安心です。

リクガメ インドホシガメ 手からリクガメフードを食べる。

 

リクガメの個体の選び方

 

基本的にリクガメの入手はペットショップか爬虫類のイベントが主になります。ショップで見れるリクガメはほとんどが海外からやってきます。環境の変化に敏感なカメは輸入されてくるだけで体が弱ってしまうことが多く、環境が急変するため餌を食べないなどのトラブルも後をたちません。いかに健康なカメを選べるかがリクガメの飼育に成功する最大のポイントです。そのためには活動的でよく歩き、餌をよく食べているカメを選ぶことが基本です。リクガメ選びではできるだけ餌を食べているところ見せてもらいましょう。また、糞をチェックするのも効果的です。糞がしてあるなら餌を食べている証拠と言えるからです。入荷時期と食欲があるかどうかは聞いてみないとわからないので必ず確認します。入荷して時間が経って いる個体であれば、どんなエサをあげているか、餌食の時間帯、個体の性格等色々聞いてみましょう。

大きさですが、数センチほどの子ガメはかわいいのですが体も弱く死んでしまうこともあります。子ガメは初心者には飼育が難しいため、ある程度の大きさに成長している答えを選ぶのがお勧めです。カメの年齢は分かりづらいので目安として握りこぶしぐらいの大きさなら比較的安心でしょう。

ケージの中のカメを見るだけではわからないことが多いものです。気に入ったカメがいるときは店の人に頼んで持たせてもらいましょう。ずしりと重みがあるか、甲羅の固さ、手足を動かす頭押し込めるなど活発かどうかも個体選びのポイントになります。

 

健康なカメを選ぶチェックポイント(外見)

① 鼻水をたらしていないか
② 体が変形していたり目の周りに異常はないか
③ 耳が腫れていないか
④ 甲羅に傷がないかや固いかどうか
⑤ 口が開いたままだったり形がおかしくないか
⑥ 皮膚に傷やカビ等がないか
⑦ 爪が欠けたり、足をひきずっていないか

上記ポイントに気になる部分があればスタッフに聞くか、他の個体を選びましょう。無理に飼育して死んでしまうことは避けなければなりません・・・
すべてのショップが適切な飼育環境で飼育をしているとは限らないのが現状です。そんな店では買わないという姿勢も大事ですし、亀がかわいそうだから買う、安いので買うという場合もやめておきましょう。その判断をするためにも自分で勉強しておく事も重要です。

 

リクガメの飼育セット

リクガメは乾燥した地域に棲む種類もいれば、小さな水場やある程度湿度が必要な種類もいます。カメが来る前に飼育ケージを用意する時は必ずそのカメが本来どんな環境に棲んでいたのか、生息地を考え、快適な環境を準備してあげましょう。ケージ含め必要な飼育器具を紹介しますので、飼育する前に必ずチェックして下さい。

・飼育ケージ
・床材
・水入れ / シェルター / エサ入れ
・バスキングライト

・保温球
・プレートヒーター
・サーモスタット

・温湿度計

 

飼育ケージ

最初は飼育の要となるケージについてです。個体の住居となりますので慎重に決める必要があります。ベビーサイズの頃は全長10センチほどのリクガメですが、成長速度は意外に早く種類にもよりますがあっという間に30cm程度まで大きくなってしまいます。また、リクガメはよく歩きますし、狭いケージだと内部の温度が一定なってしまうという問題が起こります。子ガメでもケージ内の温度勾配は必要ですし、成長このことを考えても少なくとも幅60cm×奥行30cm程度、できたら幅90センチの方が大きくなってからも充分なスペースが確保できるため、個体にストレス無く飼育する事ができるのでオススメです。そのためケージを購入する際はアダルトサイズの個体をイメージしたものを準備した方が良いでしょう。また、リクガメは平面移動が主なのでケージの高さはあまり気にする必要はありません。

次に注意が必要な点は紫外線やバスキングスポット、プレートヒーター等の保温器具を取り付けられるかどうかということです。そのため、リクガメを飼育している方のほとんどは環境管理を重視した自作ケージ、爬虫類専用のケージを利用しています。少し工夫は必要ですが衣装ケースを用いている飼育者もいます。

 

爬虫類両生類の専用ケージ

爬虫類のショップでも見かける前開きタイプのケージです。水槽型で上部や側面をメッシュにして通気性を確保しています。素材はガラスとプラスチックで前に引き戸や開き戸があるため、餌食や掃除がとても楽になり ます。爬虫類、両生類の類いは上から手を入れられる事を嫌いますのでこのケージはとてもおすすめです。デメリットは他のケージと比べ値段が少しはるくらいです。私もこれを使ってヘビを飼育していますがメンテナンスがとても楽になってペットとの距離が縮まった気がします。

 

 

自作ケージ

材木を利用した自作ケージが多いようです。自作ケージのメリットは2つあります。

・自宅のスペースに合ったサイズのケージを作成できること
・費用を抑えられること

作成する行程も楽しめるので、まずはネットや本を見て調べてみましょう。私もアクリル板でケージを作成しましたが、初期投資としてはドリルやトンカチ等の工具にもお金がかかるためかなり安くとまではいきませんでした。また、思ったように飼育器具が設置できないことや破損部分で生体が怪我をするリスクもあるため、制作スペースの無い方や設計に不安な方は既製品の購入をお勧めします。

 

衣装ケース

サイズが色々ありホームセンターでも必ず手に入り、安価です。また、軽いので掃除がしやすくお世話がらくちんですね。注意点としてはライト類を設置するときは落下と火事等の配慮が必要になります。しっかり固定してあげましょう。コミュニケーションがとりづらく、見た目も良くないので玄人の方でなければお勧めできません。

 

床材

ケージのそこに入れる床材はカメが食べても問題無いものを選ぶのが基本です。乾燥を好む種類、多湿を好む種類によって素材をセレクトします。「吸水性」「経済性」「入手のしやすさ」「掃除の手間」「見栄え」などを考慮したうえでそのカメに合ったものを選びましょう。

 

ペットシーツ/新聞紙/キッチンペーパー

爬虫類の飼育で最もポピュラーな床材です。犬、猫用のペットシーツで構いません。汚れ具合がすぐにわかり、交換もしやすく安価なためリクガメの飼育に重宝します。見た目を気にしない方であれば一番のお勧め床材です。キッチンペーパーでも代用する事もできます。

 

ウッドチップ

ウッ ドチップは糞尿の水分を吸ってくれるため、掃除する際はその部分のみを新しいウッドチップと交換するだけなので、個体にストレスを与えずスムーズにメンテ ナンスする事ができます。ケージのサイズにもよりますが、全体的に汚れてきた場合は全てのウッドチップを新しいものに交換してあげましょう。ウッドチップ にも様々な大きさがありますが、

小さ過ぎると誤って飲み込んでしまう場合もあるため個体に合わせた少し大きめのものを選びましょう。

デザートブレンド

乾燥地帯に棲息するカメにオススメです。デザートブレンドを使用する事で野生に近い環境で飼育することができます。リクガメが誤って食べてし まったとしても消化されるため個体に優しい床材で、クルミの殻を砕いた素材を使っています。排泄物も見つけ易いため部分的に掃除 をしてあげましょう。水分を含んでしまうとカビる恐れもあるので、

水こぼし、糞周りは綺麗に取るよう心がけましょう。

 

水ゴケ

園芸用に市販されていて、水で湿らせて使用できます。保湿性が床材の中で最も高く、湿った環境に棲息するヌマガメ科のマレーハコガメやセマルハコガメ等、湿度が高い環境を好む種類に向いています。常に湿っているため細菌が増殖しやすくカビが生えてきますのでこまめなメンテナンスが必要です。

 

赤玉土

園芸用に使われる粒の大きな土です。自然に近い環境が再現でき、ホームセンターの屋外に山積みにされていたりするため入手もかなりしやすいでしょう。また価格も安価なため経済的にも安心です。吸水性も高いのですが、砕けたり劣化するとケージと個体が粉っぽく汚れることがデメリットとなります。良質な赤玉土を選んで利用すればそれだけ長持ちします。ホームセンターの赤玉土でいくつか選択肢があった場合、ぜひ袋を裏返して、どのくらい粉が出ているかチェックしましょう。粉が少ない赤玉土ほど良質なものとなります。

 

 

シェルター、水入れ、餌入れ

ケージ内には飼育するリクガメの大きさに合ったシェルターを設置します。クールダウンや夜間は眠るリクガメにとっての寝床となりますのでゆったりと入る大きめな物を選んであげましょう。水入れはカメの種類に寄って必要であれば入れてあげましょう。カメが入り易い浅い容器で体が浸かる程度の大きい容器が良いでしょう。最後に餌入れですが、底が深い物を置いてしまうとベビーや ヤング個体は食べられないため、スロープのある浅い餌入れを用意しましょう。カメがひっくり返してします可能性がありますので、低くて安定性のある重みのある容器を選びましょう

 

バスキングライト

リクガメは日光代わりに紫外線を浴びるほか、体温を上げるための「ホットスポット」が必要です。リクガメが火傷しないよう、ケージの上から照射します。適正温度はリクガメでも棲息する環境によって違うため、後ほど詳しく解説します。設置したバスキングライトの下に岩やシェルターなどを置いておくとリクガメはその上に乗って日光浴のようにしてスポットライトの光を浴びます。その熱で体温を上げているのです。バスキング用の岩も市販されています。熱を持ち易くてリクガメの乗り易い岩が良いでしょう

 

保温球

リクガメは昼行性なので昼間に活動し、夜の間は寝ています。保温球は昼間の気温を再現するために使用します。夜にやや温度を下げるのは、自然界でも昼夜で気温差があり気温が下がる夜間は体を休めます。それと同じような環境にするためです。設定温度は棲息環境によって変わります。こちらも生息地別に後述致します。色々な色の保温球があり、サーモスタットと接続して使用します

 

プレートヒーター

その名の通り床に敷くヒーターで、保温球と同じ気温を上げたり、リクガメをお腹から温めるために使用します。温度の自動調節機能のついたプレートヒーターでケージ内の温度を管理してあげましょう。設置はケージの下に半分程度敷き、リクガメが暑さを避ける場所を作って上げましょう。防水の物であればケージ内で使用しても問題ありません

 

サーモスタット

 

サーモスタットはケージ内の温度を把握する重要な器具です。サーモ機能で昼間と夜間の温度を設定・管理し、タイマー機能で紫外線や保温球の時間調整を行います。サーモスタットには温度センサーがついているので、ケージ内の一番温度が低い場所に設置してあげましょう。例えば最低設定温度が25度であれば、ケージの温度がそれ以下になると自動的に保温機具が作動しケージ内を温めるのです

リクガメの温度管理

カメの基本的な温度管理について

多 くのカメにとって日本の夏は暑過ぎ、冬は寒すぎます。カメが健康に暮らすには温度管理が大切です。飼育環境 の最低/最高温度を適切に保ちましょう。カメは周囲の温度で体温が変化します。ケージ内の温度や水温が低すぎると体温を上げられず、活動ができなくなりま す。また体温が低いと代謝も悪くなり餌も食べなくなったり消化や吸収もできません。つまり不適切な飼育温度は死につながることもあるのです。春夏秋冬で温 度差の激しい日本でケージの温度を適切な温度に保つための工夫が必要なのです。また、カメの種類にあわせて適温になるよう温度管理を行うにはポイントが2 つあります。

① 最低&最高温度を保つ
②温度が違う場所作る

①はケージ全体の温度が適温になるように最低、最高温度を保つことです。冬は最低温度以上に保ち夏は最高温度以上に上がらないように注意します。カメがいる環境の温度を一定に保ちましょう。

②はケージ内に温度勾配を作ることです。ケージは全体が適温ならいいという訳ではありません。自然界のカメは自分で暖かい日向に移動したり、暑ければ 日陰や水の中に入るなどして体温調節をしています。飼育下でもケージ内の一部にホットスポットを作り、ほかの場所と温度の差が出るように設定します。そう することでカメは自分で好きなときにちょうど良い温度の場所で過ごすことができるのです。

 

乾燥地帯に棲むリクガメの飼育ポイント

 

① ケージ内は陸場のみ、水場は設置してもしなくてもOK
② 湿気がこもらないように管理しましょう。ケージの上部を開けておきます
③ ホットスポットは30〜35度、ケージ全体の温度は昼25度、夜22度に設定
④ プレートヒーターはシェルターの下半分にかかるように設置

 

湿った地域に棲むリクガメの飼育ポイント

 

① カメを迎え入れたばかりのときは、浅く水を入れた水槽で飼育
② 餌を食べるようになったら陸場をメインにした環境で飼育する
③ ホットスポットは30度、ケージ全体の温度は昼25度、夜20度に設定
④ 陸場は底が湿り、表面が乾いているようにコントロールします
⑤ 水入れはカメの甲羅が半分浸る程度の深さにする

いかがでしたか?爬虫類の中でも1,2の可愛さを誇り手からも容易にエサを食べてくれる人懐っこいリクガメ。寿命も長いので一生のパートナーとして愛着が湧くこと間違いなしです。ただ、大きくなり飼えなくなるリスクやエサ代もばかにならないので、しっかり育てられるかを考えてから購入を検討しましょう。

 

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